昨日、NHKの気象予報士が雲の数え方について語っていた。空に浮かぶ千切れ雲は一片(いっぺん)、二片(にへん)、
モクモクと沸き立つ入道雲は、山に例えて一座(いちざ)、二座(にざ)。
確かに言い得て妙である。
知識の泉「ジャパンナレッジ」には、もう少し詳しく載っていたので、
この機会にご紹介しておこう。
飛行機雲や筋雲は一本(いっぽん)、一筋(ひとすじ)、
一条(いちじょう)など。
空一面を覆うウロコ雲などは、文字通り一面。
雲の纏まりは普通一塊(ひとかたまり)、二塊(ふたかたまり)と数えるが、
花の重みなどで木の枝が垂れ下がる様子を表す「朶(だ)」を用い、
一朶、二朶と表現してもいいんだそう。
風立ちぬ(大滝詠一)
Today's BGM
ひこうき雲(荒井由実)
September(Earth, Wind and Fire)

なお、秋を代表する雲の一つ「ウロコ雲(いわし雲)」は、
気象学的には「巻積雲(けんせきうん)」と言い、
空の高い部分に見られ、雲が厚く無いので太陽が透けて見えたりする。
「ウロコ雲が見えたら3日のうちに雨」。
一方「ひつじ雲」はと言うと、
空の比較的低い位置に発生し、別名は「高積雲(こうせきうん)」。
「ひつじ雲が出たら翌日雨」とも。
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ウロコ雲
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