大矢野の街中を通らずに熊本まで行ける!?

天草の真ん中・本渡から熊本市内中心部まで、
およそ100kmはクルマで2時間。
ま、熊本～博多間が4、50分で行ける時代なので、
2時間は長いっちゃ、長いのかも知れないが、
ゴルフだと、丁度ハーフを気持ちよくラウンド出来る時間と同じだし、
病院の待ち時間より短いので全然平気、
と仰る比較的忍耐強い方も、きっと中には居られることだろう。
何れにしても、大方の人にとって2時間は恐らく許容範囲。

しかし、これが年末年始やお盆、GW、
或いは春~秋の行楽期ともなると、そうは問屋が卸さない。
片道3時間オーバーはザラで、
運悪く交通事故でも重なった日には、
約束の時間に間に合わないどころか、
「トイレを我慢できず、つい…」
といった悲劇をも招き兼ねない。
そうなれば男子一生の不覚だし、その後始末も凄く大変だ。

Today's BGM
セクシー（下田逸郎）
あの日にかえりたい（大橋純子）
ワインレッドの心（中西保志）

実は、そうならないための秘策が講じられることになった。
ご承知の通り天城橋（新天草1号橋）の開通に伴い、
熊本幹線道路（3.7km）がべんとうのヒライの直ぐ手前、
登立ICまで来ているが、
それを上天草警察署の先、
多分キャモンの交差点付近まで、もう3.4km伸ばす予定なんだとか。
つまり、渋滞緩和の恐らく一番のネックであった、
大矢野の街中を抜ける必要が全く無くなるというワケ。

ただし、総工費170億円をつぎ込むものの、
今年度は測量と設計のみで、着工・完成時期は未定。
従って、我々が恩恵を受けるまで生きながらえているか、どうかは…。
因みに、天草上島と下島とを結ぶ、
第2天草瀬戸大橋（目下建設中）は、
2022年度の供用開始を目指す、となっているので、
このまま工事が順調に進めば、3年～3年半後には。