6/09/2015

鑑賞目的で蛍を捕獲するべからず!



初夏の風物詩「蛍狩り」。
と言っても、実際に飛んでいる蛍を捕まえて家に持ち帰り、
死ぬまで虫かご等に閉じ込めておく、
という意味ではなく、秋の紅葉狩りと同様に、
自然を愛で、風流を味わう、
そうした行為そのものが「蛍狩り」なのだ。

蛍の寿命は、約1年と言われている。
しかしながら、彼らは一生の大半を幼虫で過ごすため、
光りながら空中を乱舞する成虫の期間は、
オスで約1週間、
産卵の役目を担うメスでも約2週間と極めて短い。
Today's BGM
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I'm Sorry / Mike Mainieri
そんな蛍を捕まえて良い筈は絶対に無く、
京都・宇治田原町という所では今年、
「川をきれいに ホタルのすめる町にしよう」
「よみがえれ きれいなしぜん 光とともに」
といった従来の標語とともに、
「ほたるの願い」として新しい看板を設置したそうな。
「わたしたちを捕まえないで。
狭いカゴに入れられて死ぬのはごめんです」



因みに、蛍は卵・幼虫・蛹の状態でも光を放つが、
成虫が光るのは専ら求愛行動。
つまり、子孫を残すという唯一の目的を果たすために、
彼らは毎晩遅くまで懸命に光っているのだ。
故に、例え子や孫にせがまれたとしても、
決して蛍は家に持ち帰るべからず。
ホタル百科事典(東京ゲンジボタル研究所)

ポチ「一番の外敵は人間だったりして」

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