8/06/2022

サル痘の「サル」って何?



欧米を中心に拡大、
日本でも2人の感染が確認された「サル痘」について、
世界保健機関(WHO)は先月、
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言。
NYもこれに追随した。
で、そもそもサル痘の「サル」って何?

「痘」はご承知の通り、
皮膚に豆粒ほどの水ぶくれの出来る病気のことで、
疱瘡(ほうそう)、もがさ(天草弁では「がさ」)の意。
「サル」はと言うと1958(昭和33)年、
ポリオワクチン製造のために集められた霊長類の中から、
偶々シンガポール産のカニクイザルより、
このウイルス(Monkypox virus)が分離されたことに因むそう。
つまり、サル痘のサルは「猿」なのだ。
Today's BGM
君は天然色(川崎鷹也)
渡良瀬橋(松浦亜弥)
Change The World(Eric Clapton)


さて、このサル痘ウイルスに感染すると、
天然痘に似た症状を示すものの重症化率は低く、
死亡率も1~10%程度。
また、アルコール、ホルマリン、紫外線に弱く、
天然痘ワクチンで約85%は感染防止できるそうなので、
コロナほど恐れる必要は無いのかも知れないが、
イタイ目に遭うのを御免蒙りたい方は、
やはり注意すべし。

因みに、自然宿主となり得るのはサルを始め、
リスやネズミ、ヤマアラシなどの所謂「げっ歯類」、ウサギ、
それにヒトなので、くれぐれも噛まれたり飛沫を浴びたり、
濃厚接触したりなさらぬよう…。

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