少年老い易く、学成り難し

本日6/10は、ご存じ「時の記念日」。
西暦671年（天智天皇の頃）、
日本で初めて時計（水時計）と鐘鼓により、
時の知らせが行なわれたことに因むのだそう。

さて、5分、10分遅れ（遅刻）は当たり前、
といった意味の「天草時間」。
ま、諸兄の地元にも恐らく、
かつて似たようなものが存在していたかとは存ずるが、
何れにしても、遅れたヤツのことなど放っといて、
物事をどんどん先へ進めてしまう、
決まったことに異議を唱えることは赦されない、
というのが暗黙の了解なので、
遅れた方も然程気に病む必要は無いのである。

Today's BGM

最後の雨（中西保志）
想い出まくら（小坂恭子）
You're Beautiful（James Blunt）

とは言え、人生も残り僅かとなった今日において「時は金なり」、
即ち時は貴重なものだから、お金同様無駄使いしてはならない、
「光陰矢の如し」即ち時間はアッという間に過ぎてしまうので、
毎日を大切に過ごせ、
といった先人の教えが身に染みるようになったのも事実。
「時、既に遅し」ではあるが…。

因みに、松下村塾において久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、
山縣有朋らを指導した吉田松陰先生は斯く申されているのだとか。
「一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得、
一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」と。

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