1/19/2020

「日本の伝統色」と言うからには…



ご承知の通り2020東京オリ・パラの組織委員会から先日、
観戦チケットのデザインが公表された。
何れも紅(くれない)・藍(あい)・藤(ふじ)・松葉(まつば)、
の4色の大会イメージカラーと、
何の競技かが誰にも一目瞭然で分かる、
スポーツピクトグラムを組み合わせたものなんだとか。
(ニュースは、こちら

ま、実際にナマで観るつもりの無い小生には、
チケットに使われている色が何色だろうと、
どうでもいいことなのかも知れないが、
大雑把なくせに些細なことが気になるという、
聊か面倒臭い性格の小生には、
「これは、どう見ても小豆色。紅とは絶対に違うだろ」
としか思えず、夜も眠れない。
そこで早速調べてみた。
Today's BGM
(Atsushi)
春よ、来い(松任谷由実)
Knock Three Times(Dawn)



日本の伝統色を教えてくれる、お馴染み「和色大辞典」によると、
紅は上の色。
これが唯一無二の色なのかは小生には分らないが、
チケットの色とは明らかに別の色なのである。
オリ・パラ組織委員会としては「イメージカラー」を持ち出すのであれば、
正確を期すか、或いは、
「日本の伝統色を基調としたデザイン」みたいな言い方をすべきであっただろう。

なお、藍、藤、松葉の各色にしても、
チケットの色とは少なからず異なるものであった。
(もしかすると、写真の所為なのかも知れない)








松葉

2 件のコメント:

[三月の行進曲] さんのコメント...

爺殿、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」初回放送。衣装の色!ド派手のピンクやら黄緑やら・・・時代考証はどうなっているんですかね。[三月の行進曲]

匿名 さんのコメント...

三月の行進曲さん、毎度どうも。
小生も光秀の鮮やかな水色の衣装に聊か違和感を覚えましたが、
何せ400年以上も昔の話ですからね。
でも、宮祭等には今も派手な色使いが残っていますし…。
(絵巻物でも残っていれば、調べようがあるのかも)