
林檎、梨、葡萄、蜜柑、西瓜、メロン等々、
大抵の果物は、完熟したものを旬に食すのが一番。
特に旬が比較的短いスモモなどにこの時期、
齧り付いた時には一層その思いを強くする訳で、
「もしかすると、木の実や果物の中でスモモが一番好きかも」
と本気で思ったりする。
ま、柿の時期には柿、桃の時期には桃が一番だと…。
さて、2~3週間前、
例のリヤカーを押してくる兄ちゃんから小ぶりのスモモを1袋120円で購入。
冷蔵庫で冷やして早速その日のうちに食べたんだが、
これが半分以上「完熟」を通り越し、
中には「もうちょっとでワインになりそうな」発酵寸前のものも混じっていて、
全くの期待外れ。
しかし、果皮だけでなく果肉まで赤いヤツも、
やはりスモモの一種に入るのだろうか?
Today's BGM
砂浜(杏里)
ドラマティック・レイン(稲垣潤一)
くちなしの丘(原田知世)

城河原地域づくり振興会と松の泉酒造のコラボによるリキュール・五久里
「五和が久しく栄える里になるように」との願いが込められているのだそう
実は、天草にはスモモによく似たイクリという果物が流通していて、
しばしばホワイトリカーと氷砂糖に漬け込んで、
イクリ焼酎(イクリ酒)を作ったりするんだが、
ネットで調べると、「イクリとは九州の方言でスモモのこと」、
「嫌、そうじゃ無くてスモモとは全く別の果物」、と話は二分。
本当の所は分からず仕舞い。
(写真のリキュールは「イクリ」と読む)
因みにプルーン(西洋スモモ)、ウメ、スモモ、アンズ(アプリコット)は、
バラ科サクラ属のスモモ亜属で、
モモとアーモンドがバラ科サクラ属のモモ亜属。
従って「すもももももももものうち」は厳密には正しくない。
なお、「李下に冠を整さず」の「李」がスモモのこと。
また、地域によってはスモモのことを「ハダンキョウ(巴旦杏)」と呼ぶが、
巴旦杏はアーモンドの別名でもあるので、混同には注意すべしとのこと。
さらに、スモモの品種・サンタローザは、
「三太郎」の名で流通する場合もあるのだそう。

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