
10連休の9日目(5/5)、数えの63にして、
生まれて初めて本格的な陶器市に行ってみた。
場所は佐世保市に隣接するも、
長崎県内で唯一、海に面しておらず、
そのため長崎のお盆の行事である精霊流しの風習が無く、
さだまさしの名曲「精霊流し」を聴いても多分ピンと来ないであろう、
東彼杵郡は波佐見町で行われている「波佐見陶器まつり」。
何故目的地を波佐見のすぐ目と鼻の先にあって、
九州で一番メジャーな肥前・有田の陶器市にしなかったのかと云うと、
天草陶石を主原料とする波佐見焼も有田焼・鍋島焼も、
製品の主な積み出し港が伊万里であったことから、
古来「伊万里焼」と呼ばれてきたらしいのだが、
波佐見焼製品の殆どは、
今右衛門(鍋島)や柿右衛門(有田)に代表される、
高級品とは明らかに趣の異なる庶民向けの日用食器だから。
また、当日は1週間続くイベントの最終日であるため、
きっと原料ゆかりの地より遥々駆け付けた我々のために、
さらに安く投げ売りしてくれるのではと若干、
期待を込めての選択だったのだが…。
Today's BGM
いとしのエリー(EPO)
僕等の時代(オフコース)
蘇州夜曲(平原綾香)
因みに、小生が目移りしつつ冥途の土産に買って来たのは、
長崎・天草潜伏キリシタンの世界文化遺産登録を記念して、
ステンドガラス風の文様をあしらったと思しき、
ご覧のプレートと蕎麦猪口みたいな器の5客組。
50%OFFであったため9千7百両で購入できたが、
後から考えてみると、
初めっから値引きを想定した値段が付けられていたような…。
さて、下の「ムーリクトフソ」屋の画像は5/5、
人混みでごった返す波佐見焼の主会場にて撮影したもの。
久々に右から左に書いてある看板を見た記念に、
300両出して1つ買おうかとも思ったのだが、
売り子が綺麗なねーちゃんじゃ無かったのと、
血糖値上昇も危惧してグッと我慢。
なお、このテントの表には「クールでデリシャス!」の、
的屋らしからぬキャッチコピーが普通に(左から)書かれていた。
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