9/20/2018

「尺取虫」は何故尺を取る?



非常に残念なお知らせ。
十五夜前の収穫を今か、今かと楽しみにしていたベビーリーフが、
小生がちょっと目を離した隙に、ほぼ壊滅状態。
プランター3つとも全てだ。

原因は、英語で言うところの inchworm(インチワーム)。
そう、立ち居振る舞いは悍(おぞ)ましいどころか、
むしろ愛くるしいとさえ思える、
あの緑色の小さな(1inchにも満たない)尺取虫の仕業だったのだ。
ま、生で口に入れるものだからと、
敢えて殺虫・防虫剤を散布しなかった小生の責任なので、
諦めるよりほか無いんだろうけど…。
(また種を蒔いてみるつもり)
Today's BGM
酒と泪と男と女(八代亜紀)
ひまわり(前川清)
風の舟唄(加藤登紀子)


因みに尺取虫は、主にシャクガ科の蛾の幼虫。
ジッとしている時はイモムシそのものなんだが、
歩き始めると、その特徴的な歩き方で直ぐに尺取虫だと判る。
では何故彼らはこういった歩き方をするのか?

wikipedia によると、
「通常のイモムシは体全体にある足と疣足(いぼあし)を使い、
基物に体を沿わせて歩くが、シャクトリムシは体の前後の端にしか足がない。
そこで先ず胸部の歩脚を離し、体を真っ直ぐに伸ばし、
その足で基物に掴まると、今度は疣足を離し、
体の後端部を歩脚の位置まで引き付ける。
この時に体はU字型になる。
それから再び胸部の足を離し、ということを繰り返して歩く」から。
この姿が、全身を使って長さを測っているように見えることから、
「尺取虫」と呼ばれるのだそう。

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