5/25/2016

アドラーの哲学みたいな心理学



諸兄はアルフレッド・アドラー(1870~1937)という、
名前をご存じであろうか?

実は小生も、先日放送された、
NHKの「おはよう日本」を見て初めて知ったんだが、
彼はオーストリア出身のユダヤ人精神科医で、
フロイトやユングと並ぶ著名な心理学者。
人間は相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える位置)から、
相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)を目指して行動している、
という「アドラー心理学」に名前を残しているのだそう。
Today's BGM
あの素晴しい愛をもう一度(加藤和彦・北山修)
酒と泪と男と女(藤田恵美)
さて、そんなアドラー心理学を、
「青年と哲人の対話」という物語形式で紹介しているのが、
2年半前に発売された「嫌われる勇気」という本。
現在130万部のベストセラーらしいが、
大ヒットした理由は、アドラーが、
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」
「対人関係から解放されれば、全ての悩みを消すことができる」
と断言している点にある。多分…。



ということで、アドラーの名言を幾つか。

どんな能力を持って生まれたかは、大した問題ではない。
重要なのは、与えられた能力をどう使うかである。

問題の原因など、どうでもいい。
大切なのは解決策と、これからどうしたいかだ。

他人からの賞賛や感謝などを求める必要はない。
自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である。

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