12/10/2015

本人が全く気付かない、無痛性「心筋梗塞」の話



昨日、天草地域医療センターにて、
お約束の造影剤を使った冠動脈CTスキャン、心電図、エコー、採血、
レントゲンなど諸々の検査を4時間も掛けて行なってきたので、
先ずは、その結果をご報告。
因みに料金は、〆て20,520円也(3割負担)という、
つい後ずさりしてしまう程の金額であった。

CT画像に写った小生の右冠動脈は途中で一旦姿を消し、
再び現れるという忍者みたいな離れ業を遣って退けていた。
これが何を意味するかと言うと、
右冠動脈が99%狭窄~100%閉塞状態にあるものの、
恐らく毛細血管の手助けにより、
末梢には一定量の血流が確保されているということ。
「万事休す」を回避するには、
1. 冠動脈バイパス手術
2. カテーテル治療
の何れかを選ぶ以外、方法は無いらしい。
Today's BGM
冷たい頬 / スピッツ
蒼夜曲 / 尾崎亜美
White Snow / Boys Ⅱ Men
La Belle Dame Sans Regrets / Chris Botti
と言っても、小生に判断が委ねられた訳では無い。
「お早うございます」にきちんと「お早うございます」と応えてくれた、
ある意味、信頼に値する医者が、
恐らく病院の売上では無く、患者のためを思って言った、
「バイパス手術は熊本まで行かなくてはならないから、
カテーテルの方がいいでしょう」の一言で決まったのだ。
もちろん、医学的専門知識を持たない小生に異存は無いのだが、
出来れば利便性では無く、安全性と体への負担、
術後の生活への影響等を基準に判断して欲しかった、
というのが正直な気持ちである。
(ま、手術より楽であろうことは小生にも想像が付くが…)


ステントというヤツを冠動脈に入れるらしい。費用は推定30万前後

因みに、入院(人生初)は4日間。
その前に血液をサラサラにする薬を7日間に亘って服用する必要があるそうで、
先ずは1人親方の小生が仕事の段取りを付け、
それから施術日を決める手筈となっている(多分、年明け)。
なお、心筋梗塞の自覚症状が全く無かったことについては、
恐らくジワっジワっと少しずつ詰まったのであろうとのこと。
また、末梢への血流量が充分では無いため栄養不足に陥り、
それが心筋の動きを鈍らせているらしい。
ということは、ステントを入れれば、
もしかすると飛距離が伸びる可能性がある、ということなのか?

ポチ「最近は人生初がやけに多いな」

2 件のコメント:

[三月の行進曲] さんのコメント...

爺殿、私も12/8の健康診断腹部エコーで腹部大動脈に副流(流れが二重or管被が剥がれている)所見、即、恩師財団病院へ… 一通りの検査をし、一週後造影剤CT。腹部大動脈乖離や乖離性大動脈瘤はなく血栓内潰瘍だったのだが、心臓左前下行枝♯7石灰化プラーク75%狭窄。左回旋枝♯13に90%,99%狭窄。年明けて27日より2泊3日でカテーテルでのステントです。長年のコレステロールと糖、たばこの影響度が高かったのでしょう。今タバコほぼやめてます。[三月の行進曲]

匿名 さんのコメント...

三月の行進曲さん、60年も使っていると故障も出ますよね。
お互い無事に生還できたら、その時は祝杯でも挙げましょう。
なお、小生は意志が強いので、タバコは絶対に止めませぬ。