明後日 6/27 は、
ハレの日のご馳走「ちらし寿司の日」。
岡山の「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった、
備前岡山藩主・池田光政公の命日に由来するという。
岡山の有名な郷土料理「ばら寿司」は、
世間一般の「ばら寿司」よりも、
具材の品数・大きさ・量が圧倒的に多い。
椎茸と干瓢の煮しめを混ぜ込んだ酢飯の上に、
錦糸玉子を敷くところまでは普通の「ばら寿司」と同じだが、
その上に載せる具材が全て、
数・大きさ・量とも「半端ない」のである。
Today's BGM人参、酢蓮根、エンドウ、竹輪、蒲鉾、でんぶ、
サフランの花火 / 広沢タダシ
六月の子守唄 / ウイッシュ
Natalie / Julio Iglesias
Summertime / Renee Olstead
高野豆腐、烏賊、蛸、海老、焼き穴子、藻貝、
鰆、ママカリ等々を丸ごと、
若しくは大きめに切断して敷き詰めるのが岡山流。
何故、そんな豪奢な料理が、
決して裕福では無かった筈の庶民の間で広まったのかと言うと、
偏に殿様が質素倹約のために出した「一汁一菜令」を、
ハレの日に上手く掻い潜るためで、
当時は大きめの具を底に敷き、
それを上から酢飯で覆い、
食事の際に器をひっくり返して食べていたのだとか。
なお、この手法で役人の目を誤魔化せたのか、
それとも暗黙の了解があったのかは定かで無いとのこと。
因みに、酢飯の上に具を散らしたものが「ちらし寿司」で、
中に混ぜ込んだものが「ばら寿司、五目寿司、五目ちらし」。
白ご飯の上に散らすと、当然「海鮮丼」となる。
ポチ「天草名物・ぶえん(無塩)寿司も、素朴で美味いモンな」
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