5/22/2013

欧米兵士たちの「慰み者」にされた日本人女性



先日、散歩の途中で友人B君から、
「サンダカン八番娼館で主役を演じたのは、
誰だったか覚えてる?」
と突然、電話が掛かってきた。

何せ何十年も前の映画(74年公開)。
直ぐには思い出せなかったので、
「知らん」と答えておいたら翌日、また電話が鳴った。
「ごめんごめん、高橋洋子だった」

本日のBGM
夢の跡(村下孝蔵)
君の昔を(中島みゆき)
Moonlight Blues(チャゲ&飛鳥)


【予告篇】サンダカン八番娼館 望郷

調べて分かったのだが、
実は高橋洋子が演じたのは、
若い頃のヒロイン(言わば回想シーン)。
主役は天草からボルネオに渡り、
サンダカンで娼婦として働いた元からゆきさん、
即ち田中絹代(写真)で、
ベルリンの銀熊賞(最優秀女優賞)も、
彼女が受けていたのだ。

因みに「からゆきさん」とは、
19世紀後半~20世紀初頭に、
アジア各地やシベリア、北米等に渡って
娼婦として働いた日本人女性のこと。
その多くは、島原半島や天草諸島の
貧しい家庭の娘たちだったという。

(需要があったからこそ、彼女たちは売られて行った。
特に、当時アジア各国を植民地支配していた、
欧米列強の兵士たちが一番の"上客"だったらしい)

ポチ「橋下の話もノンフィクションだったんだな」

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