今年もウィンブルドン開幕、しかし…。

前日の大坂なおみに続き、
今度は錦織圭の試合が放送されると云うので昨夜、
久々に応援してやろうと思ってテレビを点けると、
錦織では無く、西岡なんちゃらの試合を先にやるとのこと。
ま、ニシコリもニシオカも、
音読みすればそう大して違わないし、
両方とも同じ日本人同志でもあるみたいなので…。

さて西岡と言えば、その昔（小生が20代の頃）、
市役所の真ん前にあったガソリンスタンド西岡石油と、
敷地内でスナックバンバンも経営していた西岡さんと、
牛深の西岡県議、
それにボンデージの衣装を纏い鞭を持って登場、
お馴染みの自己紹介で名を馳せたピン芸人、
にしおかすみこ位しか知らない訳だが、
この西岡なんちゃらの試合を初めて見て正直、驚いた。

Today's BGM

丘の上の愛（浜田省吾）
いい日旅立ち・西へ（鬼束ちひろ）
Fool on The Hill（The Beatles）

セットカウント2-0で迎えた西岡対ボルジェスの3セット目、
西岡が大きなブレイクチャンスを逃した後の休憩中に、
誰かが「あと一歩やったのに何してんねん」
みたいなことを大声で怒鳴っていたのだ。
声の主は観客では無く、実は西岡本人で、
テニスも野球もゴルフも、凡そゲームと云うものは、
勝つことを目標に繰り広げられるべきものだし、
そのために一刻も早く切り替えたい気持ちも十分わかる。

但し、勝ちは全てでは無いし、
勝つためには何でもアリでもない。
マイクで声を拾っている様を見ると、
ハッキリ言って見苦しい以外の何物でも無い。

しかもこの後、敢えて球を返そうとすらしないなど、
彼はこのセットを意図的に捨てる行動に出たのだ。
これでは観戦の醍醐味が無いどころか、
相手にも或いは審判やスタッフ、観客、
将来のテニスファンをも冒涜することになりはしないか？

なお、中継アナも解説者もどう突っ込むべきか判断できず、
ほとほと困り果てていたようだが、
新聞各社がこの件を記事にしないのも、小生には不思議でならない。

記事を「いいね！」と思われたら、何卒ポチッと1票。
爺が小躍りして喜びます。（人気ブログランキング）