10/16/2021

この世の見納めに是非、天草の「だるま夕陽」



報道によると、
天草市牛深町魚貫(おにき)の黒石海岸で先週、
「だるま夕陽」が見られたんだそう。

だるま夕陽とは、ご存じの通り光の屈折による、
太陽の蜃気楼現象の1つで、
水平線に沈む太陽の下部分が海と繋がったように見える。
朝陽であれば「だるま朝陽」。
また、海上付近に太陽が見える位置の時、
太陽の隠れた部分がΩ状に広がって見える場合があることから、
別名「オメガサン」とも。
Today's BGM
夕陽は赤く(加山雄三)
SOMEDAY(武田カオリ)
Carifornia Dreamin'(Mama's and Papa's)


このだるま夕陽、
朝晩が冷え込み始めるこの時期から年明け2月頃まで、
温度が低く空気が澄み切った日には天草に限らず、
全国至る所で観測されるので、
特に目新しいという訳では無いのだが、
この場所は、東シナ海に沈む夕陽の美しさが格別とされる、
「天草夕陽八景」の1つ。

西平椿公園や下田・鬼海ケ浦展望所、
牛深・小森海岸などとともに「日本の夕陽百選」にも選ばれているので、
ご用とお急ぎで無い方は、この世の見納め旁(かたがた)、
是非足を運ばれてみては如何?

なお、余談だが、
余所者(よそもん)には難読の地名・魚貫は、
うおぬきが訛って「おにき」になったという説と、
元は鬼木或いは鬼来だったという説があるそうな。
(鬼は赤毛の異人?)

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魚貫崎海水浴場

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