7/27/2021

牛深産・朝獲れキビナゴの缶詰



諸兄は「キビナゴ」という魚をご存じであろうか?
キビナゴはニシン科(ウルメイワシ亜科との見解も)に属し、
細長い円筒形で体長は成魚で10cmほど。
我々の地元では専ら「カナギ」と呼ばれている。

このキビナゴ、小魚で足(傷み)が早いのが玉に瑕だが、
新鮮なものを刺身にして生姜醤油、
若しくはヌタ(酢味噌)で食すのが一番美味い。
また、網焼き(プスプスと音を立てるので、プス焼きとも)、
唐揚げ、天ぷら、煮付けにしてもイケるし、
恐らく栄養価も高く、庶民の手にも入りやすい魚なので、
焼酎の肴としては勿論、ご飯のおかずにも持って来いなのだ。
Today's BGM
時間よ止まれ(矢沢永吉)
東京ららばい(中原理恵)
Layla(Eric Clapton)


さて、熊本の地方紙・くまにちによると、
このほど天草漁協牛深総合支所の青年部と、
天草拓心高校マリン校舎(旧県立水産高)の生徒が一致協力、
カルシウムたっぷりで丸ごと食べられる、
牛深産・朝獲れキビナゴの缶詰の製造・販売を始めたのだとか。

缶詰には醤油や生姜で味付けした、
キビナゴの煮付け(10~20匹)が入っており、税込400円。
牛深港に隣接する道の駅・うしぶか海彩館(牛深町)、
道の駅・市イルカセンター"ドルフィンピア"(五和町二江)、
漁協直売所きんつ市場(河浦町崎津)にて販売中とのこと。
町おこしにも繋がるし、
ちょっとした手土産に使うのも面白そうだ。


道の駅・うしぶか海彩館

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