3/06/2021

たかが軽、されど軽



「もし宝くじに当たったら軽に乗る」と公言して憚らなかった小生だが、
この度、遂に660ccの軽乗用車(新車)を購入することになった。
1等は疎か、2等にも3等にも全く掠りもしなかったにも拘わらずだ。

きっかけは、あと10日で車検切れのスカイライン(V35=写真上)。
一旦は修理工場に出そうとしたものの、
「どの道、このクルマに死ぬまで乗り続ける訳にも行くまい」と思い直し、
鬼嫁に軽く相談してみたところ、
「自分のヨカごとすれば?」と案の定、
いつも通りの素っ気ない返答を得たので、
思い切って買い替えに踏み切った次第。
それに、政府のサポカー補助金もそろそろ底を突きそうだし、
軽の白ナンバー(オリパラ用)申請もあと1年限りみたいだし。
Today's BGM
哀しみのバラード(根田成一)
春の手紙(大貫妙子)
Mother and Child Reunion(Paul Simon)


とは言え小生、「いつかはクラウン」の夢を完全に捨てた訳じゃない。
しかし、仮にあと10年生きていれば75歳、
クルマが15年持てて80歳まで乗れたとしても、
果たしてクラウンを転がす気力がその時、
自分に残っているかは甚だ疑問と言わざるを得ない。
だとすれば、今度の軽が「一生モノ」となってしまうのか?

因みに、今度買う予定なのはHONDA N-WGN
ナビ付だと諸経費込みで180万弱、
1955年に登場した初代クラウン(写真中)約98万両の2倍近くになるので、
軽と雖も決して侮れないのである。
(クラウンの価格は、当時の年間平均所得の約12.5倍だったらしい)

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