5/18/2020

一見「アンバランス」かと思いきや



救急車の天井やボンネットに描かれている、「AMBULANCE」の文字。
そう、英語で「救急車」を意味する言葉で、
読みは「アンビュランス」。
決して釣り合わない、調和が取れていない、
と云う意味のアンバランス(unbalance)では無い。

しかも多くの場合、
先行する車のルームミラーに映った際に正しく救急車と認識されるよう、
わざわざ反転させた鏡文字を用いてある。

しかし、だ。白い車体に赤のラインが入り、
それが赤色灯を点けサイレンまで鳴らしていれば、
誰がどう見たって救急車以外の何物でも無い訳で、
「アンバランス」と読み間違えられるかも知れない横文字を、
敢えて使う必要が一体どこにあるのだろうか?
ま、英語圏から来た外国人には解りやすいだろうけど。
Today's BGM
マラソン(吉田拓郎)
緑の町に舞い降りて(松任谷由実)
Stand By Me(Ben E King)


また、主な緊急車両(emergency vehicle)のうち、
パトカーは「police car」、
白バイは「police motorcycle」、
消防車は「fire engine」若しくは「fire truck」、
が英語圏における正式名称らしいので、一応お伝えしておく。
なお「HIMEDIC」とは、
ハイエースをベースにしたトヨタの高規格救急車のこと。

さて、カウンティ総合病院の救急救命室(Emergency Room) で働く、
医師や看護師たちの日常をリアルに描いた、
ドラマ「ER緊急救命室」(シーズン1~15)が目下、
amazonプライムビデオにて好評配信中(会員無料)。
以前NHK等々で放送されていたので、
ご覧になった方は大勢いらっしゃるかと存ずるが、
もし未だ暇を持て余しておられたら是非。
(字幕版もある)

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