
夫・東出昌大の不倫騒動だけでなく、
実母との骨肉の争い(カネの絡む裁判沙汰)まで抱え、
他人のことに構う余裕など恐らく微塵もあるまいと思しき女優の杏が、
コロナ禍に翻弄される全国民に勇気を与えるべく、
かどうかは分からないが、
昔流行った懐かしい反戦歌を極自然体で弾き語り、
その動画をネットにアップさせている。
曲は1970年、加川良が日本初の野外フェスティバル、
中津川フォークジャンボリーに飛び入りで発表した、
あの名曲「教訓Ⅰ」だ。
未だの方は兎に角、一度聴いてみなはれ。
Today's BGM
教訓Ⅰ(加川良)
Sweet Memories(杏)
Only You(The Platters)

これまで渡辺謙の娘という認識しかなく、
杏が歌を歌うことすら知らなかった小生だが、
この弾き語り等々を聴き、彼女への評価は一変。
恐らく諸兄の思いも、そんなところだろう。
因みに、加川良は加山雄三の「加」、長谷川一夫の「川」、
池部良の「良」を足した芸名で、
本名は小斉喜弘と云う割と地味な名前なのだとか。
彼は2016年の暮れに急性骨髄性白血病を発症、
数か月間の闘病生活の後、
2017年4月5日に69年の生涯を終えた。
やはり70年は古来稀なり、と言いたいところだが、
志村けんは70歳と1か月、
日本を代表するジャズギタリスト川崎燎(先週没)に至っては、
73歳まで生きたので。
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