6/24/2019

防水スプレーを掛ける前に注意すべきこと



「こんな人騒がせなヤツ(逃走犯)は、死刑にしてしまえ!」
などと他人には厳しいことを言うくせに、
自分には超甘ちゃんの小生。
ハッシュパピーの定番中の定番とも言うべき、
ご覧の豚革(スエード)の靴を仕事に遊びにと日夜、
多忙を極めている自分へのご褒美としてこの度、
思い切って購入した次第。
もちろん、十万山の展望台から飛び降りたつもりでだ。

しかし、この手の靴は汚れが目立つし、
遅れている九州北部も追っ付け梅雨入り。
そこで早速、水を弾き、
汚れも付き難くなる防水スプレーを掛けておこうと、
階段下の物置を探していた矢先に突如、
テレビにこんなニュースが舞い込んだ。
その防水スプレー、ちょっと待って!(NHK)。
Today's BGM
生まれた街で(荒井由実)
アン・ドゥ・トロワ(吉田拓郎)
傘の雫(イルカ)


何と、密閉された浴室で、
カッパや登山用品に防水スプレーを掛けていた男性や、
スキー場に向かうクルマの中で、
スキーウェアに防水スプレーを掛けていた女性が、
ともに呼吸困難に陥り死亡。
偶々命を取り留めた人も、三日三晩苦しんだそうな。
原因は、防水スプレーを思いっきり(一定量)吸い込んだから。

そもそも防水スプレーは、
フッ素樹脂やシリコン樹脂といった、
撥水性の樹脂を細かい粒子にして吹き付けることで、
水や汚れの付着を防ごうとするもの。
従って、そうした樹脂を吸い込むと、
忽ち粒子は肺の深部(肺胞)にまで到達し、
酸素を取り込み難い状態を作る。
ヒトよりも体や肺が小さい、
例えば犬・猫・ウサギ・小鳥の類であれば、
イチコロの可能性大なんだとか。

因みに、被害防止策は、
1. 防水スプレーを必ず屋外で使う、
2. その際、絶対風下に立たない、
3. 近くに人や動物がいないか十分注意する、の3点。

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