4/01/2019

初春の令月にして、気淑く風和ぎ…



巷のSNSでは昨日(3/31)、
「今日は平成最後の日ですね」
「え? 今日は平成最後の日じゃないよね」
「平成最後の日は来月末・4月30日だぞ」
などと賑わったらしいが、
ご承知の通り新元号は「令和」に決まった。

「令和」典拠は日本最古の歌集・万葉集の一節、
「初春の月にして、気淑(よ)く風(やわら)ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」からで、
中国古典を持ち出さなかったのも、
「令」の字を使ったのも史上初めてのことなのだそう。
ところで諸兄は「令」をどう描く?
Today's BGM
海へ帰る(吉田拓郎)
Mr. サマータイム(樹里からん)
ストロベリー・スマイル(チューリップ)


「令」は命令の令、訓令の令、司令官の令、令嬢・令室の令で、
「立派な」との意味も併せ持つとのこと。
カネヘンを付ければ赤胴鈴之助の「鈴」になるし、
クサ冠を載せれば、
我が天草を意味する苓州の「苓」の字にもなる。
しかし手書きの場合、最後の一画は棒にせず、
普通は点を打つのでは無いだろうか?
(上の「鈴」みたいに)

さて、ネットで拾った情報によると、
「人は見かけによらぬ」を地で行くクイズ得意なお笑い芸人、
メイプル超合金・カズレーザー(34・同志社卒)は、
本名が何と令和をひっくり返した金子和令(かずのり)で、
新元号発表直後ツイッターに、
非常にびっくりしたとリアクション。
リツイートと「いいね」は、共に30分強で1万近くとなり、
「新時代をひっくり返した男」
「これからはカズレイワー」など、
コメントも多数寄せられたのだとか。

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