10/10/2018

「膵がん」で助かる可能性が無きにしも非ず



医者が最も恐れる病気の一つ、膵臓癌。
膵臓は胃の裏側にある20cm程度の細長い臓器で、
癌が発生するのは、その膵臓の中を通る、
太さ0.5~1mmしかない膵管の粘膜。
故に早期発見は優秀な医者を以てしても至難の業で、
見つかった時は既に手遅れの状態になっているケースが多いのだそう。

膵がんのリスクとして現在、
確立しているのは「喫煙」だけらしいので、
2年半前にタバコを止めた小生としては、これで一安心、
と言いたいところだが、
身内に膵がんで亡くなった人がいれば決して油断は出来ないとのこと。
(お袋が10年前に膵がんで他界。この時は手術さえ出来なかった)
また、高脂肪食や肉摂取、糖尿病への罹患、
大量飲酒による慢性膵炎等々でリスクは益々高まるとも。
Today's BGM
Trace of Light(大橋トリオ)
風のフォトグラフ(松原みき)
約束(スターダスト・レビュー)


しかし、悪いニュースばかりでは無い。
週刊ポストの10/12・19号によると、
未だ手遅れにならない段階、
即ち膵管内に癌が留まっている「0期」の時点で発見できれば、
摘出手術を行なうことで、実際に完治に至ったケースも出てきたのだとか。
ま、最新の医療機器+名医に日頃の行ない、幸運まで重ならないと、
そうは問屋が卸さないだろうが。

なお、慰めにはならないかと存ずるが、
膵がん患者が医療機関を受診した理由は、
胃のあたりや背中が重苦しい、なんとなくお腹の調子がよくない、
食欲がない、体重減少、身体や白目が黄色くなる、
身体がかゆい、尿の色が濃い等々。
因みに近年、膵がんで亡くなった主な著名人は次の通りだ。
アレサ・フランクリン、翁長雄志、星野仙一、辛島文雄、ベラ・チャスラフスカ、
九重親方(元横綱千代の富士)、竹田圭吾、坂東三津五郎、
夏八木勲、淡島千景、日吉ミミ、大麒麟(元大関)、大木英夫、
土井正三、青江三奈、杉村春子、山本七平、安倍晋太郎、三益愛子。


竹田圭吾(2016年没、享年51)

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