「万能感に支配された人々」への大きな違和感



「新潮45」と云う30年以上続いた月刊誌が先月、
休刊となった。事実上の廃刊だ。
休刊に追い込まれた理由は、ザックリ言うと、
120有余年の歴史を誇る新潮社たる者が、
杉田某という自民党代議士の性的少数者に対する偏見、
或いは人権無視と取られても仕方のない主張を支持し、
世間の顰蹙を買ったから。

つまり、新潮社ともあろう会社が、
凡そ大出版社にあるまじき記事を後先考えず、
雑誌に載せてしまったからなんだが、
「貧すれば鈍する」の例え通り、
そうせざるを得なかった背景というのが、
実は発行部数の著しい減少なのである。
Today's BGM
さよならを言うために(尾崎亜美)
例えば友よ(森山直太朗)
空を読む(Dreams Come True)


日本雑誌協会が発表した、
男性向け総合月刊誌の印刷証明付き発行部数(今年4~6月)は、
文藝春秋(文藝春秋)371,333
潮(潮出版)133,967
WEDGE(ウェッジ)131,150
中央公論(中央公論新社)24,667
Voice(PHP研究所)18,267の順で、
新潮45(新潮社)16,800はダントツの最下位。
JRが出しているWEDGEにさえ大差をつけられている位だから、
今回問題を起こさずとも休刊は時間の問題だったのかも。

なお、このLGBTは非常にデリケートな問題であるため、
よく調べもせず迂闊にモノを言ってしまうと、
ただでさえ面白くない拙ブログも廃刊に追い込まれかねない。
だからという訳では無いが、
現代ビジネスに載っていた、
日本社会で増殖する「万能感に支配された人々」への大きな違和感を読んで、
なるほどと思ったので、御用とお急ぎでない方は是非。

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