小生のこれまでの最高当選額は、
およそ30年ほど前に当たった、
西日本宝くじ1等「1千万」の組違い賞10万両。
恥ずかしながら、それ以上の金額を手にしたことは、
記憶する限り競輪・競馬・パチンコ・麻雀等々を通じて一度も無し。
つまり、金運に見放された人生、
と言っても過言では無い位なのだ。
ま、小生が小心者だった所為で、一度も夜逃げすることなく、
また鬼嫁にも愛想を尽かされず、
今日まで何とか無事に漕ぎ着けたのかも知れないが。
ただ、一度も日の目を見ぬまま老いさらばえ、
朽ち果ててしまうのは正直、口惜しくてならない。
そんな思いの方、もしかして小生以外にも大勢おられるのではあるまいか?
Today's BGM
ターナーの汽罐車(山下達郎)
Mr. サマータイム(サーカス)
灯りを消す前に(山崎まさよし)
実は、錦を飾ったり、蔵を建てたりは出来なくても、
せめて一矢報いたいと仰る、比較的謙虚な方に朗報!
あのポチと花咲爺さんの話に出てくる、
業突く張り夫婦が最後、どうなったかを例に挙げるまでも無く、
人間、欲を掻くと碌な目に遭わない、
誰しも謙虚な姿勢を崩さないのが一番だということ。
つまり、遠足や旅行、ゴルフに行く前の心境と同じで、
あの待ち遠しくて、待ち遠しくて堪らない気分こそが、
人間にとっての一番のご褒美なのだ。
それが明日の活力に繋がる訳だし、
その日が終わった(即ち1等が当たった)時点で万事休す、
何の楽しみも無くなってしまう。
あとに残るのは、言葉に言い表せない程の喪失感や虚脱感のみ。
「魂の抜け殻状態」と言ってもいいだろう。
故に、我先に「1等を当てたい」「当たりたい」では無く、
「どうか外れますように」と手を合わせ神仏に祈るべし、ということ。
因みに、1等・前後賞合わせて7億の「サマージャンボ」、
及び同7千万のサマージャンボ・ミニは、
8月3日(金)までの同時発売となっている。
2 件のコメント:
爺殿、僕もそう思います。 それと久しぶりに「ポチ」を思い出しました。うちの亡き「チュンリー」も・・・。掲載写真の「ラッキーえヴぃす」、これは何度も当たりました。[三月の行進曲]
三月の行進曲さん、いつもありがとうございます。
ラッキーヱビスって言うんですか、鯛を二匹ゲットしている爺さん。
小生も内心では正直肖りたいと…。
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