7/11/2018

勝つと思うな、思えば負けよ



小生のこれまでの最高当選額は、
およそ30年ほど前に当たった、
西日本宝くじ1等「1千万」の組違い賞10万両。
恥ずかしながら、それ以上の金額を手にしたことは、
記憶する限り競輪・競馬・パチンコ・麻雀等々を通じて一度も無し。
つまり、金運に見放された人生、
と言っても過言では無い位なのだ。

ま、小生が小心者だった所為で、一度も夜逃げすることなく、
また鬼嫁にも愛想を尽かされず、
今日まで何とか無事に漕ぎ着けたのかも知れないが。
ただ、一度も日の目を見ぬまま老いさらばえ、
朽ち果ててしまうのは正直、口惜しくてならない。
そんな思いの方、もしかして小生以外にも大勢おられるのではあるまいか?
Today's BGM
ターナーの汽罐車(山下達郎)
Mr. サマータイム(サーカス)
灯りを消す前に(山崎まさよし)


実は、錦を飾ったり、蔵を建てたりは出来なくても、
せめて一矢報いたいと仰る、比較的謙虚な方に朗報!
あのポチと花咲爺さんの話に出てくる、
業突く張り夫婦が最後、どうなったかを例に挙げるまでも無く、
人間、欲を掻くと碌な目に遭わない、
誰しも謙虚な姿勢を崩さないのが一番だということ。

つまり、遠足や旅行、ゴルフに行く前の心境と同じで、
あの待ち遠しくて、待ち遠しくて堪らない気分こそが、
人間にとっての一番のご褒美なのだ。
それが明日の活力に繋がる訳だし、
その日が終わった(即ち1等が当たった)時点で万事休す、
何の楽しみも無くなってしまう。
あとに残るのは、言葉に言い表せない程の喪失感や虚脱感のみ。
「魂の抜け殻状態」と言ってもいいだろう。

故に、我先に「1等を当てたい」「当たりたい」では無く、
「どうか外れますように」と手を合わせ神仏に祈るべし、ということ。
因みに、1等・前後賞合わせて7億の「サマージャンボ」
及び同7千万のサマージャンボ・ミニは、
8月3日(金)までの同時発売となっている。

2 件のコメント:

[三月の行進曲] さんのコメント...

爺殿、僕もそう思います。 それと久しぶりに「ポチ」を思い出しました。うちの亡き「チュンリー」も・・・。掲載写真の「ラッキーえヴぃす」、これは何度も当たりました。[三月の行進曲]

匿名 さんのコメント...

三月の行進曲さん、いつもありがとうございます。
ラッキーヱビスって言うんですか、鯛を二匹ゲットしている爺さん。
小生も内心では正直肖りたいと…。