7/04/2018

キリンの紛らわしいビール?「本麒麟」



長期低温熟成の「本麒麟」をひと口飲んだ、
井上真央の発した言葉。
「ん~、美味し~い!」

いや、真央ちゃんだけでなく、
松本幸四郎も江口洋介も鈴木京香も、
みんな口を揃えて「美味~い!」と言っているのだ。
しかし、彼らは全員役者、芝居を生業としている人たちなので、
心にも無いことを実(まこと)しやかに平然と言って退けるのは、
恐らく得意中の得意である筈。
だとすれば、本当に美味いか、どうか、
自分で飲んで確かめるより仕方あるまい。
そう思って先日、近所のコンビニから2本買ってきて飲んでみた。
(安売りのドラッグストアには売ってなかった)
Today's BGM
追憶のライラック(ハナレグミ・東京スカパラ)
濡れない雨(中納良恵)
君に捧げる LOVE SONG(岡林信康)


で、どうだったかと云うと、
美味いか、美味くないかの問い掛けには、
生来の天邪鬼の小生でも、
流石に「美味い」としか答えようがない味。
確かに普通のキリン・ラガーより些かコクがあるように思えたし、
小生がいつも飲んでいるアサヒ・スーパードライよりも若干、
炭酸キツめな感じ、
それでいて、コクがウリのビールにありがちな麹臭さは殆ど無し。

だが、正直言わせて貰えば、それ以上でも以下でも無く、
今度また同じヤツを買うかと尋ねられれば、
「多分、買うとしたらスーパー・ドライ」。
もちろん戴きものとして頂戴するのであれば、
本麒麟であろうとサントリー・プレモル、或いはヱビス様であろうとも…。

実は小生、この時点では本麒麟をてっきりビールだと勘違いしていた。
第3のビール(所謂「新ジャンル」)だと知って居れば、
初めから買っても見なかっただろうし、
もしかすると、ラガーよりコクがあるなどとは思わなかったかも。
ま、小生の舌が如何に思い込みに左右されるかを今回、
改めて立証する結果と相成ってしまった次第である。
恥ずかしながら…。

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