40°C超え、マラリア級の暑さを何と呼ぶ？

「毎日暑かですねぇ」
「ほんなこつ温（ぬ）っかなあ」
以外に交わす言葉が見つからない昨今。
岐阜県多治見市では先日40.7°Cを記録したが、
国内の40度超えは意外にも2013年以来、
5年ぶりのことだったそう。

それにしても、暑い。
エアコンの利いた屋内にいる時は全く分らないけれど、
ひとたび外に出ると、正に茹（う）だるような暑さ。
インフルを通り越してマラリア級と言ってもいい位の猛暑ばかり、
斯う何日も続けば、
畑で草毟りをしながら、そのままくたばってしまう悲しい爺さんや、
エアコンの電気代を辛抱したばっかりに、
本来支給される筈の年金まで貰えなくなってしまう、
哀れな婆さんらが後を絶たないのも、或る意味当然の結末かと。
（必ずしもマラリアの方がインフルより熱が高い、とは限らないのだとか）

Today's BGM
青春の影（チューリップ）
まちぶせ（石川ひとみ）
君が、嘘を、ついた（オフコース）

さて、1日の最高気温が25°C以上を「夏日」、
同30°C以上を「真夏日」、
同35°C以上を「猛暑日」、
また、夜間の最低気温が25°C以上を「熱帯夜」と呼ぶことは、
諸兄もご承知の通りだが、
最高気温40°Cに到達した日を何と呼ぶかは、
まだ残念ながら正式に決まっていない。
地球温暖化の影響で今後、
40°Cを超える日が益々増えるかも知れないというのにだ。

しかし、猛烈な暑さだから「猛暑」としてある訳で、
それよりもさらに猛烈な暑さを一体どう表現すれば良いのか？
酷（ひど）い暑さの「酷暑」、
激しい暑さの「激暑」、
甚だしい暑さの「甚暑」、
炎のような暑さの「炎暑」、
大変な暑さの「大暑」、
極めつけの暑さの「極暑」など、
暑さを伝える言葉は色々あるが、ハッキリ言ってどれもイマイチ。
いっそ猛暑の上を行く「超猛暑日」か、
火傷するほど暑い「火傷日」は？