6/09/2018

何れが菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)



「何れが菖蒲か杜若」はご承知の通り、
どちらも優れていて選択に迷うことの例え。
どちらもよく似た美しい花で、
区別が非常に困難という前提に立った、
凄く言い得て妙な諺である。

尤も、孫のカンタロー(4)に「どっちがキレイ?」と尋ねれば、
答えは「どっちも」に決まっているし、
加齢とともに些末なことには大事なCPUを使いたくない、
との思いが最近、日に日に増している小生に言わせれば、
いま咲いている花がアヤメだろうがカキツバタだろうが、
正直「どっちでもいい」のである。
(綺麗なら名前など、どうでもいい)
Today's BGM
忘れたいのに(高木麻早)
雨の物語(伊勢正三)
恋人も濡れる街角(衛蘭)


因みに、カンタローは誰に似たのか、
「チョコとアイス」、「ママとドラえもん」、
「トミカと新幹線」、「爺ちゃんと婆ちゃん」など、
何れの問いかけにも必ず「どっちも」と答える、
凄く利発な子である(多分、爺似)。

さて、棚田に25万本の花しょうぶと6千株の紫陽花が咲き誇る、
第14回天草花しょうぶ祭りもいよいよ大詰め、
今日と明日の2日間を残すのみとなった。
今年は4日前(6/5)に花しょうぶの満開を迎えたらしいので、
まだ十分間に合う筈だ。
なお、花菖蒲と菖蒲(アヤメ)、杜若は何れもアヤメ科アヤメ属であり、
極めて近い関係と言える。
しかしながら、菖蒲湯に入れる菖蒲(ショウブ)はサトイモ科。
全くの別物なのだ。

「あやめ・しょうぶ・かきつばたの違い」(RICOH)

0 件のコメント: