
寺島進
突然だが、「隹」という文字を誰かに伝えたい時、
貴兄は一体どのように説明されるであろうか?
進むのしんにょう以外の部分?
それとも、集まると云う漢字の上の方?
ま、人を見て法を説けと言うので、
誰にでも分かるよう無難に説明するのは親切心の表れ、
大人として十分アリなのかも知れない。
しかし、相手次第では、
「コイツ、知能低すぎ」と舐められてしまう恐れも。
であれば、取り敢えず一発目は「ふるとり」と、
正解を言ってしまった方が良いのでは無いかと。
Today's BGM
雨の街を(荒井由実)
遠野物語(あんべ光俊)
Too Far Away(水越けいこ)

さて、「ふるとり」の読み方は知っていても、
何故そう読むのか、理由はよく分からないと仰る方が恐らく、
小生以外にも大勢居られる筈。
そこで早速、謂れを調べてみた。
それは、「隹」が古いを意味する「旧」の旧字体、
即ち「舊」という漢字の鳥を意味する部分であるから。
(「隹」は鳥を横から見た象形文字。
鳥は尾が長く、隹は尾が短いとの説がある)
実際、「隹」を部首に持つ漢字には鳥に纏わるものが幾つかあるので、
一部をご紹介しておこう。
(「隹」をパーツとして含むものは山ほどある)
雀(すずめ)
雁(がん、かり)
隼(はやぶさ)
雉(きじ)
雒(みみずく)
雛(ひな)
雄(おす)
雌(めす)
なお、「隹」は音読みで「すい」と読む。
部首を表す際は「ふるとり」に限らず、隹部(すいぶ)と言ったりもする。
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