5/23/2018

「メリケントキンソウ」という超厄介な雑草



天草市のHPを覗いていた時に先週、偶然見つけたのが、
外来生物「メリケントキンソウ」にご注意ください!
実は、この雑草、
小生が今年の草むしりで一番手を焼いている草なのだ。

何故厄介なのかと云うと、
芽吹いて直ぐ(3月頃)のパセリみたいな時は然程でも無いのだが、
一旦しっかり根を張られてしまうと、
丸ごとキレイに抜き去るのは極めて困難。
しかも、繁殖力がとても強く、
結実後は例え軍手をしていても、
摘まんだ指の位置・角度によっては、
指先に思いっきり画鋲を突き刺したか、
虫に突然噛みつかれでもしたかのような、
非常に激しい痛みを覚える場合がある。
Today's BGM
鈴懸の径(石川さゆり)
もうひとつの土曜日(浜田省吾)
片想い(坂本冬美)


メリケントキンソウとは、
その名の通り南米大陸原産の一年生草本で、
緑地や公園の芝生、家庭の花壇や庭など、
比較的明るい場所を選んで生育。
国内では昭和初期に和歌山県内で初めて発見されたとのことだが、
今日に至っては関東以西に広く蔓延しており、
ご覧の通りマンタかカブトガニの姿を想像させる硬い種子には、
1.5mm程の鋭い針を備えている(毒は無し)。

さりとて、同じキク科のトキンソウ(吐金草)とは丸で別物で、
競争相手がいなければ横に広がり、
混み合う場所では背丈を伸ばし、
踏まれても踏まれても決してヘコタレず、
また、ある時は靴底にしがみつき、
ある時はタイヤにへばり付いてでも陣地を延ばす、
爺としては見習いたい程の超強靭な生命力の持ち主。
故に、そういった場所で子どもやペットを遊ばせる際は、
くれぐれもご注意を。

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