天草市のHPを覗いていた時に先週、偶然見つけたのが、
外来生物「メリケントキンソウ」にご注意ください!。
実は、この雑草、
小生が今年の草むしりで一番手を焼いている草なのだ。
何故厄介なのかと云うと、
芽吹いて直ぐ(3月頃)のパセリみたいな時は然程でも無いのだが、
一旦しっかり根を張られてしまうと、
丸ごとキレイに抜き去るのは極めて困難。
しかも、繁殖力がとても強く、
結実後は例え軍手をしていても、
摘まんだ指の位置・角度によっては、
指先に思いっきり画鋲を突き刺したか、
虫に突然噛みつかれでもしたかのような、
非常に激しい痛みを覚える場合がある。
Today's BGM
鈴懸の径(石川さゆり)
もうひとつの土曜日(浜田省吾)
片想い(坂本冬美)
メリケントキンソウとは、
その名の通り南米大陸原産の一年生草本で、
緑地や公園の芝生、家庭の花壇や庭など、
比較的明るい場所を選んで生育。
国内では昭和初期に和歌山県内で初めて発見されたとのことだが、
今日に至っては関東以西に広く蔓延しており、
ご覧の通りマンタかカブトガニの姿を想像させる硬い種子には、
1.5mm程の鋭い針を備えている(毒は無し)。
さりとて、同じキク科のトキンソウ(吐金草)とは丸で別物で、
競争相手がいなければ横に広がり、
混み合う場所では背丈を伸ばし、
踏まれても踏まれても決してヘコタレず、
また、ある時は靴底にしがみつき、
ある時はタイヤにへばり付いてでも陣地を延ばす、
爺としては見習いたい程の超強靭な生命力の持ち主。
故に、そういった場所で子どもやペットを遊ばせる際は、
くれぐれもご注意を。
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