またしても、大がっかり。
40年以上付き合ってきた親友がまた一人、この世を去った。
しかも或る日、突然にだ。
クリーニング屋の倅として生を受けた真面目な元市役所職員で、
定年の数年前に早期退職し、
故郷・二江に程近い五和山中の某福祉施設において、
元気に事務方スタッフとして働いていた同級生のI君(61)。
年長者からも年下からも、
親しみを込めて「マコちゃん」と呼ばれていたのは、
無論パッと見、やすきよのやっさんと、
俳優のでんでん氏を足して2で割ったような些か渋目の風貌ながら、
誰からも好かれる、優しくて超気さくな性格の持ち主だったから。
Today's BGM
祈り(長渕剛)
酒と泪と男と女(藤田恵美)
プカプカ(西岡恭蔵)
伝聞によると、
他界は先月末、病名は「リンパ腫」とのことであったが、
天草市内に住む姉上に昨日、電話で確認したところ、
急性白血病により11月頃熊大に入院。
その後、入退院を繰り返している時、
思いのほか早くドナーが見つかったため、
既に同病院にて骨髄移植手術も済ませ、
この上は国立病院に転院、
そこでリハビリを頑張れば、きっと順調に回復する、
と期待していた矢先、先月28日に親族は固より、
本人も"まさか"の容体急変となり、
薬石の効無く、帰らぬ人となったのだとか。
なお、脂肪の塊りみたいな腫物が出来ていたことは、
小生も昨年実際に会って、この目で確認していたのだが、
その時は大事に至るとは互いに露ほども思わず、
「切れば済む」位に軽く考えていた。
さらに秋頃、北海道からの友人の帰省に合わせて実施した飲み会でも、
本人を含め誰一人異常を感じなかったし、
先月の19日頃に市議選の件で電話した時も、
変わった様子は全く見受けられなかった。
(彼は入院していることさえ明かさなかった)
それから約10日。
まさに無常、青天の霹靂である。
0 件のコメント:
コメントを投稿