2/03/2017

本渡(本戸・本砥=ほんど)の話 その1



「日本の宝島」とも称される天草は、ご承知の通り島である。
だが、日に何便か行き交う連絡船だけを頼りにしているような、
長閑(のどか)な離れ小島だと思ったら大間違い。

特に小生が住んでいる天草下島は、
本州など4島と沖縄本島、さらに択捉・国後島を除けば、
佐渡島、奄美大島、対馬、淡路島に次ぐ日本で5番目に大きな島。
しかも、九州本土とは51年前より、
計6本の大きな橋(天草五橋+瀬戸大橋)でしっかり繋がっており、
鉄道こそ敷かれていないものの、
人口は推定6万超(下島のみ)で、
セブンイレブンを始めとする大手コンビニ各店は固より、
ミスド、モス、マック、ケンタ、TSUTAYAなど、
都会の雰囲気を漂わせる店も一応、一通り揃っているし、
近隣にゴルフ場が2つ、
福岡・熊本とを直接結ぶ空港(飛行場)だってある。
Today's BGM
接吻(ORIGINAL LOVE)
雨音はショパンの調べ(小林麻美)


そんな天草の中心地が「本渡」。
但し、ここで言う「本渡」とは、
2006(平成18)年3月に牛深市など1市8町と合併し、
新たに天草市となった旧本渡市のことでは無く、
その旧本渡市を構成していた旧本渡町のこと。
分かり易く言えば、
2010(平成22)年3月まで存在した旧本渡中校区、
即ち現本渡南・北小校区のことである。
(本渡町という地名は現在も残っている)

【天草小唄】
1. 波に揺られて不知火消えりゃ 朝日ほのぼの有明染める
ここは天草あの切支丹 哀し殉教の夢の島

2. 浮かぶ白帆に絵のような島に 走る汽船の煙が残る
上と下との縁(えにし)の瀬戸を 渡りゃ本渡の華の町


発売以来80有余年、かっぱえびせんとは全くの別物。
近海産の海老を使用し、一切無添加。
素朴で懐かしい味がする木原都堂の海老煎餅

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