1/06/2017

高齢者に唯一許されるのは、「健康で長生き」のみ



NHKによると、日本老年学会は、
「高齢者」の定義を65歳以上から75歳以上に引き上げたうえで、
それより若い、つまり74歳までの人たちには、
就労やボランティアなどの社会参加を促すべきだとする提言を今回、
纏めたそうな。

そんな学会が存在していたこと自体、全く知らなかった小生だが、
この提言が実現すれば75~89歳が「高齢者」で、
その手前の65~74歳が「準高齢者」。
そして、健康でない限りは恐らく誰からも、
「まだ生きていたのか、このクタバリ損ないめっ」
「早く逝ってくれないと、年金が大赤字」
と疎まれるであろう90歳以上が「超高齢者」となるのだとか。
Today's BGM
春にして君を想う(小沢健二)
海の声(BEBE)


因みに、厚労省が昨年行なった意識調査によると、
「自身について何歳から高齢者になると思うか」への回答は、
70歳以上(41%)
65歳以上(20%)
75歳以上(16%)の順。
しかし、年齢で一括りにするのは如何なものかと云う気も…。

一方、内閣府が60歳以上に実施した意識調査(H25)では、
「何歳ごろまで仕事をしたいか」に対し、
働けるうちはいつまでも働きたい(30%)
70歳くらいまで(24%)
65歳くらいまで(21%)と回答。
3人中2人が「65歳を超えて働きたい」としたそうだが、
年金を雀の涙しか貰えない小生はと云うと、
無論「死ぬまで働かざるを得ない」のである。

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