「申し訳ありません。僕はこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。
どうやったら面白い、魅力的だと思ってもらえるのか、思いつきませんでした。
だからこうして、タイトルを隠して売ることに決めました。
この本を読んで心が動かされない人はいない、と固く信じています」
普通だったら誰も手に取らないような本を、
是非とも先入観を捨てて購入し、
実際に読んで貰いたいとの思いから、
さわや書店(盛岡市)の文庫本担当者が中身を隠し、
本のカバーにそう明記したところ、これが大当たり。
2か月で1,600冊以上が売れたという。
Today's BGM
駅(中西保志)
ラスト・ワルツ(森田童子)
「これまで僕は3000冊以上の本を読んできました。
その中でもこの本は、
少しでも多くの人に読んで欲しいと心の底から思える1冊です。
この著者の生き様にあなたは度肝を抜かれ、
そして感動させられることでしょう」
そう言われると、
全国の書店員が売りたい本を投票で選ぶ、
あの「本屋大賞」に似ているような気もしてくるが、
清水潔の著書と思しきノンフィクション「文庫X」は10/11現在、
全国の200店舗以上の書店で販売され、
5万5千冊もの売れ行きを見せているのだとか。
気になる方は、是非!
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