ご承知の通り「愛」をテーマに掲げる24時間テレビの名物、
「チャリティマラソン」が昨日、無事に終了した。
今年は笑点50周年の記念すべき年であることから、
大恩ある笑点終身名誉司会・桂歌丸への感謝の念を片時も忘れず、
また、難病と闘う師匠・林家こぶ平の一日も早い回復を心の底より願ってもいて、
後は落語さえ上手けりゃ何も言うことなしの、
林家たい平へとランナーのお鉢が回ってきた。
さらに、彼の今回の走行距離100.5kmは、
歌丸の本名(椎名巌)に因む「いわおゴー」の語呂合わせで、
しかも、これがポケモンGOが発売される前に既に決まっていたというから、
恐れ入谷の鬼子母神。
発案者の歌さんには座布団を1枚進ぜよう。
Today's BGM
ほんの短い夏(伊勢正三)
Hello, my friend(土岐麻子)
さて、マラソンの距離は、
昔から42.195kmと相場が決まっていて、
歩いても良い(走ってはならぬ)競歩ですら最長は50km。
にも拘わらず、真夏に素人ランナーたちが毎年、
決まって足が痛い、膝が痛いなどと苦痛に顔を歪めながら走る、
このチャリティマラソンは一体何故、
通常の倍以上もの距離に敢えて設定しているのか、
小生には不思議でならないのだが…。
なお、「チャリティ」とは言いながら、
出演するランナーにはスポンサー・テレビ局から、
それなりの謝礼(少なくとも数百万円、大物だと8桁)が出るのだとか。
ま、このご時世、これ程イタイ目に遭うヤツを、
著名人の中から完全ボランティアで探すのは、
殆ど不可能に近いとは存ずるが…。
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