8/29/2016

誰かと競う訳でもない、チャリティマラソンの距離



ご承知の通り「愛」をテーマに掲げる24時間テレビの名物、
「チャリティマラソン」が昨日、無事に終了した。
今年は笑点50周年の記念すべき年であることから、
大恩ある笑点終身名誉司会・桂歌丸への感謝の念を片時も忘れず、
また、難病と闘う師匠・林家こぶ平の一日も早い回復を心の底より願ってもいて、
後は落語さえ上手けりゃ何も言うことなしの、
林家たい平へとランナーのお鉢が回ってきた。

さらに、彼の今回の走行距離100.5kmは、
歌丸の本名(椎名巌)に因む「いわおゴー」の語呂合わせで、
しかも、これがポケモンGOが発売される前に既に決まっていたというから、
恐れ入谷の鬼子母神。
発案者の歌さんには座布団を1枚進ぜよう。
Today's BGM
ほんの短い夏(伊勢正三)
Hello, my friend(土岐麻子)


さて、マラソンの距離は、
昔から42.195kmと相場が決まっていて、
歩いても良い(走ってはならぬ)競歩ですら最長は50km。
にも拘わらず、真夏に素人ランナーたちが毎年、
決まって足が痛い、膝が痛いなどと苦痛に顔を歪めながら走る、
このチャリティマラソンは一体何故、
通常の倍以上もの距離に敢えて設定しているのか、
小生には不思議でならないのだが…。

なお、「チャリティ」とは言いながら、
出演するランナーにはスポンサー・テレビ局から、
それなりの謝礼(少なくとも数百万円、大物だと8桁)が出るのだとか。
ま、このご時世、これ程イタイ目に遭うヤツを、
著名人の中から完全ボランティアで探すのは、
殆ど不可能に近いとは存ずるが…。

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