1/13/2016

似て非なるもの、梅干とカリカリ梅



しばしば安物の弁当に添えられていたりする、「カリカリ梅」。
普通の梅干が大好きな人にとっては、
味も量も多少、物足りないかも知れないが、
小生は、あのカリカリッとした独特の食感と、
あまり塩っぱ過ぎない所が大好きで、
黒ゴマと一緒にご飯の中央に座している姿を見かけると、
嬉しくなって、つい一人でほくそ笑んでしまう始末。

ところで諸兄は、
あのカリカリ梅が梅干では無いことをご存じであっただろうか?
Today's BGM
風を感じて / 浜田省吾
海岸通 / イルカ
Penny Lane / The Beatles
It Never Entered My Mind / Miles Davis
梅干とは、ご承知の通り梅を塩漬けにし、日干ししたもの。
一方カリカリ梅は、塩漬け後に脱塩し、
味付けをするだけで日には干さない。
故に、見た目は梅干と大して変わらないが、
カリカリ梅は梅干とは異なる食べ物なのである。
因みに、カリカリ梅を日本で最初に商品化したとされる群馬・赤城フーズ
及び荻窪・鈴木青果店に「カリカリ梅の作り方」が紹介してあるので、
安全・安心な自家製にチャレンジしてみたいと仰る方は、
是非ご参考に。



但し、注意点が1つ。
梅干の種の中にある身(仁)は無毒だが、
カリカリ梅の場合は青酸がしっかり残っており、
誤って食べると、お陀仏ともなり兼ねないらしいので、
大人も子どもも絶対、食さぬように。
「申年の梅は縁起がいい」って本当?その理由と効能(IT media)

ポチ「小粒で入れ歯でも割りやすいからな」

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