11/23/2015

「自殺」で処理されたら身も蓋も無い場合もあるの巻



かつては年間3万人を超えていた日本の自殺者だが、
各方面からの自殺防止の取り組みが功を奏したのか、
09年以降は徐々に減り始め、
昨年は25,427人(男性17,386人、女性8,041人)と、
前年に比べ約7%減少している。
(参照:内閣府「自殺の統計」

因みに、国内における10万人当たりの自殺者数(自殺率)は20.0で、
この数字は先進国の中では突出して高いそう。
また、年代別の自殺者は60代(17.0%)、40代(16.7%)、
50代(16.4%)、70代(13.8%)の順に多く、
職業別では無職が何と6割を占めている。
(サラリーマンは約3割、自営業は1割未満)
Today's BGM
電話 / 近藤房之助
赤いダウンパーカーぼくのともだち / 森田童子
Lost in Love / Air Supply
All The Things You Are / Charlie Parker
さて、自殺者の原因・動機について。
「何々から逃れたい」、
「何々を苦にして」の何々に相当する部分だが、
自ら命を絶つという途轍もなく大それた行為を行なうには、
それ相応の深い理由が幾つか、あって然るべき筈なのに、
悲しい哉、自殺者の4人に1人は何で死んだのか、
誰にも見当が付かないのだとか。



ということは裏を返せば、
ただ崖から足が滑って落ちただけなのに自殺で処理され、
挙句、保険も出なかったという何重にも不幸な目に遭った人が、
もしかすると過去の自殺者の中に何人か、
いたかも知れないとも。

お上が把握している原因・動機(1人3つまで)は、次の通り。
健康問題(67.9%)
経済・生活問題(21.8%)
家庭問題(19.2%)
勤務問題(11.7%)
男女問題(4.6%)
学校問題(2.0%)
その他(7.1%)

なお、自殺する人が最後の瞬間や生き残った時に何を思ったか
という非常に興味深い体験談がロケットニュース24に載っていたので、
ご用とお急ぎで無い方は是非!

ポチ「爺も、その時は辞世にきちんと残せよな」

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