昨夜、東京ドームで行なわれた、
プレミア12・準決勝の対韓国戦。
一戦必勝の大事な試合で、
大谷が7回まで1安打1死球と、強力な韓国打線を完璧に封じ込み、
さらに代わった則本も8回を三者凡退に抑えたので、
その回が終わった、つまりアウトをあと3つ取れば勝ちの時点で恐らく、
試合をご覧になっていた大半の方は、
日本の勝利を確信しておられたことであろう。
しかし、結果はご承知の通り。
やはり勝負というものは、本当に下駄を履くまで分からないものである。
試合詳細（サンスポ）
Today's BGMさて、負けた時点で即、お仕舞い、
いつか月夜で / 来生たかお
抱きしめて / 五輪真弓
One More Night / Phil Collins
It's Always You / Chet Baker
大谷が仮に完投したとしても、
3点は決してセーフティ・リードでは無い、と分かっていたにも拘わらず、
振りの鈍い打者やチャンスで見逃し三振を喫する打者、
或いはストライクを見送りボールに手を出すといった、
どこから見ても不調としか思えないような打者らを名前や実績に拘り、
そのまま使い続けたこと、
また、7回無死1・2塁の、追加点を取るには恰好の場面で、
筒香に送りバントを命じなかったこと、
さらに9回、則本が2人続けてチェンジアップを痛打されながら、
嶋にきちんと指示を出さなかったこと等々の理由により、
小久保に文句を言いたい方も多いかと存ずる。
もちろん、その気持ちは痛い程よく分かるが、
勝敗が決した以上、監督の采配にとやかく言っても詮無きこと。
それに、監督と言えば、オーケストラの指揮者も同じ。
チームを作り上げるという、もう1つの大事な仕事について、
彼は十分過ぎるほどの働きをしてくれたのだから。
それより小生は今朝、報道を見て、
小久保が「責任は自分にある」と言いつつも、
侍ジャパンを応援していた全ての国民に対し、
「期待に応えられず申し訳なかった」と謝罪しなかったことの方が、
むしろ頭に来る。
ま、3位決定戦後に言うつもりなのかも知れないが…。
ポチ「蟻が十は皮肉にしか聞こえんぞ」
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