勝って当然の「プレミア12」。日本は果たして？

世界野球ランキング上位12ヶ国による、
野球国力No.1決定戦「プレミア12」1次ラウンドは、
ご承知の通り日本が宿敵・韓国を5-0、メキシコを6-5、
ドミニカを4-2、アメリカを10-2、ベネズエラを6-5で夫々下し、
思惑通りB組トップで決勝トーナメントに進出。
そして昨日、台湾で行なわれた準々決勝では、
2013年のWBC準優勝国・プエルトリコに9-3と快勝し、
準決勝へとコマを進めた。
侍ジャパンの連夜の快勝・逆転劇に、
きっと目を細めている方も大勢おられることだろう。

しかし、考えてみると、
この日本の快進撃は、ある意味「当然の結果」なのである。

Today's BGM
ノーヴェンバー・レイン / 甲斐よしひろ
朝焼けに消えて / 大橋純子
Run to Me / Bee Gees
Autumn in New York / Kenny Burrell

その理由は、日本が開催国（台湾と共催）だからでも、
もちろん八百長をやっている訳でも無く、
「この時期、選手に怪我でもされたら困る」アメリカが、
大会を主催する国際野球連盟（WBSC）からの要請を無視し、
現役メジャーリーガーの参加を拒んだから。
つまり、本気で臨んでいるのは日本と韓国など数カ国のみで、
あとは2軍や3軍クラスの選手を使い、
殆どテキトーにお茶を濁しているだけ、という有様なのだ。



さて、兎にも角にもベスト4が出揃った。
19日19:00から日本（世界ランク1位）対韓国（同8位）戦、
20日19:00からアメリカ（同2位）対メキシコ（同12位）戦、
21日13:00から敗者同士による3位決定戦、
21日19:00から決勝戦が夫々東京ドームで行なわれる。
我々は美酒（ボジョレー･ヌーボー）に酔いしれることが、
果たして本当に出来るのであろうか？

ポチ「やる以上は絶対、勝たなくてはな」