8/12/2014

生あるものは必ず滅し、 形あるものは必ず壊れる



昨未明のスーパームーン。
生憎天草の空は丁度その時間帯に雲が厚く、
拙宅からは観ることが出来なかったんだが、
前日の夜に雲の隙間から一瞬だけ顔を出したので、
その時の感想をご報告。
「残念ながら、普段と変わらないようにしか見えなかった」

理由は恐らく、月の位置がかなり高く、
周りに比較するものが何も無かったからだと存ずるが、
今年はもう1回、9/9の10:38にも現れるとのこと。
ま、昼間なので見えたとしても、
綺麗なお月様という訳には行くまいが…。
本日のBGM
月の裏の鏡(大橋トリオ)
この大空に捨ててしまおう(六文銭)
Liverpool Hello(Capricorn)
Morning Glory(Eric Gale)
さて、平家物語にも登場する、
「諸行無常」という有名な仏教用語。
これは、釈迦が入滅する際、
沙羅双樹の木の上で説いたとされる、
生あるものは必ず滅し、
形あるものは必ず壊れる
(つまり、人生は儚いものだ)という、
仏教思想の根幹をなす重要な理の一つである。
壊れるのは無論、月とて例外では無い。



そこで、「もし、月が無くなったら?」を考えてみた。
すぐに思い付くのは、
月見が出来なくなり、
団子は固より、月見酒も飲めなくなる、
殆どの場所で潮干狩りが出来なくなるが、
高潮の心配は少なくなる、
魚が釣れ難くなる、
サンゴの一斉産卵が困難になる、
狼男が変身出来なくなる、
炭坑節が嘘っぽく聞こえるようになる、
夜道が一年中暗く、物騒にはなるが、
その分、星の観察はし易くなる等々。

なお、調べたところ、
月の消滅により地球が受ける最も深刻な影響は、
自転速度が3倍になり、
1日が8時間、1年が1,095日になるってことなんだとか。

ポチ「そうなったら、3日に1回寝るのか?」

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