先日、友人N君宅の玄関脇で、
実に涼しげな表情をした青い実を発見。
「こらぁ、酸漿(ホオズキ)や?」と小生が聞くと、
「うんにゃ、フウセンカズラ」。
因みに「うんにゃ」とは、
天草弁で「違う」という意味だ。
昨日、調べたところ、
酸漿はナス科の多年草(東南アジア原産)、
フウセンカズラはムクロジ科の一年草(北米原産)で、
しかも、つる性。
確かに、こうして2つ並べてみると、
色も形も全く違っていることが分かる。
本日のBGMさて、我々がてっきり実だとばかり思っていた、
スタートライン(海援隊)
夜に傷ついて(アン・ルイス)
My Sweet Lord(George Harrison)
S.K.J.(Milt Jackson & Wes Montgomery)
酸漿の赤い部分の正体は萼(がく)だそうで、
子どもが口に含んでギュッ、ギュッと音を鳴らす赤い実は、
その中に包まれており、
酸漿を鬼灯と記す所以となっている。
一方、熟したフウセンカズラの実の中には、
ご覧のようなハート模様の種子が3個入っていて、
この白い部分が通には猿の顔に見えるらしく、
「目や口を描かずには居られなくなる」とのこと。
見た目涼しく、手間も掛からず、
日除けや壁面緑化にも持って来いで、
さらに孫の遊び道具にもなるという、この植物。
来年、初夏に植えてみては?
フウセンカズラの育て方(住友化学園芸)
ポチ「無精者には打ってつけだな」
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