ビールのつまみや、
行楽のお伴に持って来いの、柿の種。
あの独特の形は、
越後・浪速屋製菓の主人が大正12年、
うっかり踏みつぶした小判型煎餅の金型が元に直らず、
そのまま使ってしまったことにより偶然生まれたもので、
その時、得意先が発した、
「柿の種に似ている」の一言がもし無かったら、
そんな商品名にはならなかっただろうし、
恐らくその後のヒットにも繋がらなかったに違いない。
全く何が奏功するか、分からないものである。
本日のBGMさて、1966(昭和41)年に日本で初めて、
君に捧げるLOVE SONG(岡林信康)
サルビアの花(もとまろ)
American Pie(Don McLean)
Moonlight Serenade(Laura Fygi)
ピーナッツ入りの柿の種を発売したのは、
お馴染み越後の亀田製菓。
柿の種とピーナッツの比率は当初7:3だったが、
ピーナッツの粒を大きいものに変えた際、
5:5に変更したところ、意外にも不評だったため、
現在の6:4という黄金比に収まったという。
因みに、紀州産南高梅から作った乾燥梅肉を使用、
爽やかな梅の香りと酸味が楽しめる、
亀田の「柿の種 梅しそ」は当初、
期間限定発売の予定であったが、
顧客の評判が良く、
予想を大幅に上回る大ヒット商品となったため、
現在は通年販売されている。
機会があれば、是非お試しを。
ポチ「柿の種に足を付けたら、アブラムシ」
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