このミミズが這ったような表札の揮毫料、一体幾ら?
霞が関にある文科省の入口には、
文部科学省、文化庁、日本ユネスコ国内委員会という
3つの表札が掲げられている。
今日は、その1つ「文化庁」の表札について。
この表札をニュース等でご覧になった方は、
きっと最初こう思われたことであろう。
「何て下手くそな字だ」
「オレの方が多分、これよりマシだ」と。
本日のBGM
二色の独楽(井上陽水)
さようならの詩(高木麻早)
グッド・マイ・ラブ(アン・ルイス)
小生も、最初はそう思った。
しかし、考えてみると、
文化庁の役人ともあろうお方が、
人が指さして笑うような表札を、
わざわざ一番目立つところに掛けることなど、
絶対にあり得ないのである。
だとすれば、このミミズが這ったような文字も、
きっと名のある人物が書いたに違いない、
という推測が成り立つ訳で、
調べてみたら案の定、
揮毫したのは全日本書道連盟顧問で、
日展内閣総理大臣賞を受賞したこともある、
成瀬映山という書道家。
それを踏まえた上で、
改めて表札を眺めてみると、
確かに字の震えすら、奥床しく…。
ポチ「嘘を言うな!」
2 件のコメント:
私もいつ見てもおかしいなあと思っていました今日もまたです きっと大臣に書かせたのかなとか 絶対下手くそで芸術的なんかじゃないと思います
匿名さん、ありがとうございます。
この字の良さが分からない我々が、もしかすると修行が足りないのかも。
一生分からないような気もしますけどね。
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