4/25/2013

このミミズが這ったような表札の揮毫料、一体幾ら?



霞が関にある文科省の入口には、
文部科学省、文化庁、日本ユネスコ国内委員会という
3つの表札が掲げられている。
今日は、その1つ「文化庁」の表札について。

この表札をニュース等でご覧になった方は、
きっと最初こう思われたことであろう。
「何て下手くそな字だ」
「オレの方が多分、これよりマシだ」と。

本日のBGM
二色の独楽(井上陽水)
さようならの詩(高木麻早)
グッド・マイ・ラブ(アン・ルイス)

小生も、最初はそう思った。
しかし、考えてみると、
文化庁の役人ともあろうお方が、
人が指さして笑うような表札を、
わざわざ一番目立つところに掛けることなど、
絶対にあり得ないのである。

だとすれば、このミミズが這ったような文字も、
きっと名のある人物が書いたに違いない、
という推測が成り立つ訳で、
調べてみたら案の定、
揮毫したのは全日本書道連盟顧問で、
日展内閣総理大臣賞を受賞したこともある、
成瀬映山という書道家。

それを踏まえた上で、
改めて表札を眺めてみると、
確かに字の震えすら、奥床しく…。

ポチ「嘘を言うな!」

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私もいつ見てもおかしいなあと思っていました今日もまたです きっと大臣に書かせたのかなとか 絶対下手くそで芸術的なんかじゃないと思います

匿名 さんのコメント...

匿名さん、ありがとうございます。
この字の良さが分からない我々が、もしかすると修行が足りないのかも。
一生分からないような気もしますけどね。