魚介類の「介」って何？

昆布やワカメといった海藻類を除く海の幸のことを、
一般に「魚介類」と総称するが、
魚と貝の類だけなら「魚貝類」で良さそうなモン。
何故「貝」に「介」の字を当てるのか？
って言うか、「介」ってそもそも何の意味？

物の本によると、「介」は鎧を着けた人の形象で、
固い甲羅を持つ貝や海老、蟹に使われるようになったが、
「魚介」では烏賊、蛸、雲丹など海藻以外の水産物も含むという。
なお、「魚貝」の語も存在するが、
そう記した場合の読みは「ぎょかい」では無く、「ぎょばい」だそう。

Today's BGM

誰もいない海（石原裕次郎）
秋桜（坂本冬美）
Another Day（Paul McCartney）

天草市は有明町・四郎ヶ浜ビーチにあるタコのモニュメント

魚介類の生物分類
脊索動物：魚類、哺乳類、無顎類（ヤツメウナギ、ヌタウナギ）、ホヤ
軟体動物：貝類、頭足類（タコ、イカ）
棘皮動物：ウニ、ナマコ
節足動物：甲殻類
刺胞動物：クラゲ

さて、「ファイトー、イッパーツ！」でお馴染みの「タウリン」。
疲労回復だけでなく血圧の改善、血栓や心筋梗塞の予防、
悪玉コレステロールの減少に善玉コレステロールの増加、
血液中の中性脂肪値の改善、
脳の発達増進等々に効果ありとされているアミノ酸で、
よくタコに多いなどと言われているが、
タウリンはイカやカキ、海苔、アサリ、ホタテ、
シジミ等にも豊富に含まれているらしいので、
「蛸はあまり好きじゃない」と仰る方は是非他の物で。

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