12/17/2022

抗ウイルス剤、ラゲブリオ(モルヌピラビル)カプセル



コロナ陽性か否かを調べる、
例の超イタイ検査をして貰った発熱外来受付において、
と言っても、某第一病院裏のタダの味気ない駐車場なんだが、
「もし陽性だったら対処療法になりますので」と、
掛かり付けの内科医が酸素飽和度を測った後、
頓服(カロナール200mgx20錠)を出してくれた。

それともう1つ。
「重症化を防ぐ、あの赤いカプセルがありますが、どうします?」
と聞くので(素人に聞かれても正直、困る話だが)、
「基礎疾患も持っていますし、出来たら欲しいです」と答えると、
「糖尿病だけで飲む資格はありますからね」。
頓服とは異なり、わざわざ患者に必要性を確かめた上、
同意書(効能や注意が書かれている)に署名まで求めてきた理由が、
後から漸く解った。
Today's BGM
白い恋人達(桑田佳祐)
冷たい雨(ハイファイセット)
If I Fell(The Beatles)


ラゲブリオ(モルヌピラビル)カプセルとは、
ご承知の通り新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、
世界で初めて承認された経口投与治療薬。
MSD/杏林製薬が出していて、
途中で症状が治まったとしても朝夕4カプセルずつ、
必ず5日間の服用が義務付けられているんだが、
1カプセルの薬価が何と、
ボジョレー・ヌーボーのフルボトルとほぼ変わらない2,357.80円。

これを1日に8カプセル飲む訳だから、日に1万8,862円掛かり、
5日間で〆て9万4,312円になるのだ。
厚労省もきっと開発者の言い値に従わざるを得ないんだろうし、
「薬九層倍」が昔からの常識とは言え、
やはりボッタクリ感は否めない。

因みに、駐車場まで恐る恐る届けに来た、
薬局のニーチャンの説明書にはボールペンの汚い字で、
「お薬代のお金はかかりません」と書かれていたので、
このまま入院もせず完治すれば、大した出費にはならないのかと。
(金欠病を患っている身としては、無償の間に罹って、
むしろ良かったと安堵すべきか?)

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