12/22/2021

「トンカチ」って表現、どうよ?



読売や朝日で昨日、報じられた、
「電車の中で女にトンカチで殴られた」というニュース。
走行中の横浜市営地下鉄車内において、
60歳代と思しき女が無言のまま、
近くにいた70歳代の女性の頭をトンカチのような物で突然殴り、
別の車両に移動する際、女子高生のことも殴ったんだそう。

ま、女の力が弱かったからか、
或いは故意に軽く殴ったからか、
ケガの程度は幸い軽く済んだらしいが、
(もちろんフイに殴られた方は堪ったものではあるまいが)
小生が気になったのは、この「トンカチ」という表現。
「トンカチ」とは、赤ちゃん言葉でこそ無いが、
釘やノミを叩く「トントン」「カチカチ」から生まれた、
擬音語由来の俗語なのである。
Today's BGM
ひとりぼっちのクリスマス・イブ(浜田省吾)
雪のクリスマス(ドリカム)
Baby, It's Cold Outside(Willie Nelson & Norah Jones)


「トンカチ」という表現を小生、これまで殆ど使ったことは無いが、
「トンカチ」が何であるかは知っているし、
大抵の人に「トンカチ」で意味は伝わるであろう。
しかし、正しい日本語を使うとすれば、
釘を打ったり何かを叩いたりするこの道具は「つち」であり、
頭部が金属製のものは「金鎚」、同じく木製のものは「木槌」。
ま、「つち」で殴られたと言ったら、逆に意味が伝わり難いだろうから、
いっそ英語の「ハンマー」を使う方が正解なのかも。

因みに、金属製も木製もプラスチック製もゴム製のモノも、
全て「ハンマー」でOKらしい。

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布袋さんの打ち出の小槌も、ハンマーっちゃハンマー

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