この標識は、諸兄もよくご存じの「警笛鳴らせ」。
と言っても、山間部の見通しの悪い道路で偶に見掛ける位で、
そうした場所にあまり縁の無い人などは、
きっと「何年も見たことが無い」筈で、
仮にこの標識を見たとしても直ぐにはピンと来ず、
つい鳴らさぬまま通過してしまうなんてことも、
もしかするとあるのかも知れない。
だがコレ、立派な道交法違反である。
警笛を使用すべき場所で使用しなかった場合、
何と5万円以下の罰金なのだ。
Today's BGM
夏のクラクション(稲垣潤一)
悲しい色やね(内藤やす子)
Ellie My Love(Ray Charles)
警笛に関しては、もう一つ。
警笛は危険を回避・防止するため已むを得ない場合を除き、
使用してはならないと同法で定められており、
これに違反した場合、2万円以下の罰金若しくは科料となる。
従って、信号待ちの先頭のクルマが青に変わったことに気付かず、
そのままボーっとケータイを弄(いじく)っていたとしても…。
(小生なら、例え違反と言われようとも絶対に「鳴らす」)
但し、無暗に鳴らすと、
こうした飛んでもないトラブルに巻き込まれかねないので、
くれぐれも注意が必要だ。
なお、警笛のことを我々の世代では専ら「クラクション」と言うが、
これは英国の部品メーカー「クラクソン」から来たもので、
正しくは「ホーン」。
警笛も正式には「警音器」である。
小生が以前、バイク(BMW・R80RT)に付けていた、
BOSCH製ダブルホーンはこんな形。凄く洒落たいい音がしていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿