
かつてテレ東系列で放送されていた、
「くもじい」と「くもみ」が案内役を務めるバラエティ紀行番組、
「空から日本を見てみよう」。
諸兄も一度はご覧になったことがお有りかと存ずるが、
その続編である「空から日本を見てみよう plus」という1時間番組が現在、
BSジャパンで放送中なんだとか。
その plus の方で、何と天草を取り上げた、
「祝世界遺産 美しく個性豊かな天草の島々を行く」が今年の7、8月、
2回(前・後編)に分けて放送されたらしいのだが、
テレ東の番組を普段からちょくちょく流してくれるRKKが何と、
明日9/12(水)夜8:00から2時間、
「空から」の前・後編を纏めて放送してくれるのだ。
なお、ナビゲーターは以前と同じ、
伊武雅刀(くもじゅんいち、くも神様の二役)と柳原可奈子(くもみーヌ)。
Today's BGM
池上線(西島三重子)
旅人よ(加山雄三)
ノーサイド(コトリンゴ)

【前編】
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産にもなっている三角西港を見て、
天草諸島の大矢野島に入ると、
45ものサイズのバリエーションに対応するブラジャー工場が。
その先のビニールハウスでは、
熊本県が全国一の出荷量を誇るカスミソウが栽培されています。
猫の島とも呼ばれる人口300人ほどの湯島では、
たった1人の中学生の学校生活を訪ねます。
天草五橋と、天草松島と呼ばれる島々の絶景を見ながら進み、
絶滅危惧種のカニの生息地である永浦島、
海にぽっかりと浮かぶ水族館を眺めながら前島へ。
ここからはイルカ遭遇率が驚異の98%を誇る、
イルカウォッチングに向かう船が出ています。
天草上島から御所浦島へ。恐竜など化石が多く出ることで有名な島では、
道端の石垣や民家の庭石にも化石がたくさん。
さらに進み熊本県第3の人口を誇る天草市へ入ると、
天草上島と下島を分断する細い海峡「本渡瀬戸」には、
人が島を行き来するための可動橋が。
船が通るたび橋を上下させる操作員の仕事に密着します。
【後編】
天草市の市街地からスタート。
自動でたい焼きを焼く珍しい機械がある店を見て天草空港へ。
ここを拠点とする天草エアラインはたった1機の飛行機で毎日10便運航。
少ない社員がマルチに活躍する姿を追います。
民家の中にある天草テレビでは天草を盛り上げる高齢女子アナたちの活躍ぶりを。
焼き物の原料・陶石の国内8割ともいわれる産出量を誇る、
天草陶石が見える海岸を通り、かつて島原・天草一揆の舞台にもなった富岡城へ。
さらに進み、年間約5万個ものタコ壺を製造する工場、
森に囲まれた温泉旅館・五足のくつ、
海沿いにゾウやツルのような形の奇岩を見ながら、
かつて潜伏キリシタンがいた大江集落では、
禁教時代に信仰が続けられていた民家の屋根裏部屋が。
世界遺産﨑津集落、天草特産の色鮮やかな貝の養殖場、
珍しい海の上にコテージのある河浦海上コテージを経て天草の最南端へ進むと、
海に浮かぶぽっかり穴の開いた建造物が。
これはかつての海底炭鉱に続いていた烏帽子坑の坑口跡。
ここからの美しい夕暮れを堪能します。

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