9/13/2018

無心で掴んだメジャー・タイトル、なおみ天晴れ!



日本人初のメジャー・チャンピオンとなった大坂なおみが本日、
羽田空港に凱旋帰国。
朝から横浜のホテルで記者会見を行い、
今後は17日に開幕する「東レ・パンパシ」に備えるのだとか。

大坂が今回、USオープンに勝てたのは、
言うまでも無く彼女が、それ相応の力を付けたから。
それは、準決勝において昨年の覇者で対戦成績0-3、
つまり一度も勝ったことの無い相手であるマディソン・キーズを2-0で下し、
決勝では、孤立無援・四面楚歌と言ったら大袈裟かも知れないが、
観客の大多数が自国の元女王に声援を送る中、
しかも集中が途切れたとしても全く不思議では無かった、
前代未聞の荒れまくった試合で、
コモド・ドラゴンみたいなコワイ顔のセリーナ・ウィリアムズを、
これまた2-0でやっつけたことでも分かる。
Today's BGM
ナオミの夢(ヘドバとダビデ)
スローバラード(忌野清志郎)
恋する夏の日(天地真理)


また、7kgに及ぶ減量も然ることながら、
サーシャ・バインというドイツ人コーチの尽力により、
心・技・体の「心」が強化されたことが、
大坂にとっては取り分け大きかったと言えるだろうし、
勝ちたい気持ちが先行した所為で自滅、
大きなチャンスを逃してしまった4年前の錦織と違って、
憧れのセリーナと対戦できる喜びの方が、
勝利への欲に勝っていたことも、さらにプラスに働いた模様。
なので、まだまだ精神的に修行が全然足りない錦織も、
そろそろチャンに別れを告げ、
彼のドイツ人コーチに教えを乞うべきかと。

なお、大坂なおみの父親はハイチ出身の元英語教師であり、
全米決勝でも味方が少なかったので、
てっきり彼女は日本とハイチの二重国籍なのかと思いきや、
日本の他には移住先であるアメリカの国籍を取得しているそう。
因みに、カリブ海の島国ハイチ(Haiti)では、
ハイチ語とフランス語が通用。
フランス語の発音では「H」がサイレントになるため、
ハイチのことをハイチでは無く、「アイティ」と呼ぶのだそう。

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