7/30/2018

実績だけで「長」を選ぶのは、大間違い!



92年バルセロナ五輪女子52kg級で銀メダルを獲得、
04年のアテネでは、日本人初の女子柔道フランス代表コーチに就任。
その後、社会思想史を学び、
静岡県教育委員会委員を務めながら東大の院で博士号を取得した、
柔道家で日本女子体育大学教授の溝口紀子(47)が昨日、
「そこまで言って委員会NP」に出演。
「スポーツバカからの脱却」改革案を提言した。

スマートだった現役の頃とは打って変わって、
見るも無残な超デブ体型、
つまり自分の体重すらコントロール出来なくなってしまった溝口に、
果たしてどれほどの説得力があるのかと思いきや、
言っていることは共感できる内容だったので、
諸兄にも掻い摘んでご紹介しておこう。
Today's BGM
ふたりだけの旅(はしだのりひことクライマックス)
言問橋(クラフト)
ひとりぼっちの部屋(高木麻早)


スポーツの実績だけが重視されて、
公益法人としてのガバナンスの見識が無い人、
スポーツ馬鹿で成り上がった人たちが協会の役員に座るから、
パワハラや暴力、公金不正などの問題が後を絶たない。
そこで「改革案その1」
スポーツ協会を運営する役員は、
スポーツマネージメント資格保持者のみにすべし!

スポーツマネージメントの研修を修了し、
資格を持った人が役員になることで、上意下達人事を回避。
競技引退後のセカンドキャリア形成も可能になる。
また、異なる競技間での人事交流ができるというメリットも。

「改革案その2」
不祥事の時に駆け込める第三者機関を創設すべし!

日本スポーツ仲裁機構というものがあるにはあるが、
その実態は日本代表クラスのみが対象。
そのため、それ以外の学生や子どもたちは、
例えば日大アメフト部の危険タックルのような問題が起きたとしても、
泣き寝入りせざるを得ない可能性があるということ。

「改革案その3」
学業をおろそかにした学生は大会の出場を禁止すべし!
「改革案その4」
中学・高校のブラック部活は解体すべし!

もう少し詳しく知りたいと仰る方は番組HP(但し8/6まで)、
若しくはDailymotion に番組がアップされているので是非。
(溝口の登場は、何れも24'35辺りから)

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